口コミ分析から分かった退職理由、“キャリア”関連の理由を挙げた人が約4割キャリアニュース

会社評価サイト「Vorkers」に投稿された約4万件の口コミから退職理由に関するフリーコメントを分析。どのようなキーワードの出現率が高いか調査した。

» 2014年12月04日 10時00分 公開
[MONOist]

 自身の望むキャリア像と、在籍中の会社での業務やキャリアパスに不整合があると退職につながることが多いようだ。ヴォーカーズが2014年11月5日に発表した「退職理由に関する調査レポート(第2弾)」で明らかになった。

 同社が運営する社員による会社評価サイト「Vorkers」に、2007年7月〜2014年10月の間に投稿された口コミ(4万370件)の中から、退職理由に関するフリーコメントに登場するキーワードを分類した。

 最も多く出現したのは「仕事」「キャリア」「環境」「成長」などの“キャリア”に関連したキーワードで、口コミの38.38%に登場している。続いて「給与」「給料」「評価」などの“待遇”関連が16.18%、「残業」「家庭」「結婚」「生活」などの“ワークライフバランス”関連が15.18%、「上司」「人間関係」「雰囲気」「社風」などの“人間関係・社風”関連が10.68%となった。

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 続いて年齢別に見ると、全ての年齢で“キャリア”に関するキーワードの出現率が高く、どの年代でも最大の退職理由となっていることが分かった。20代から30代前半の年齢では、“ワークライフバランス”に関係するキーワードが多く、46〜55歳の年齢では、「リストラ」や「退職制度」など、“会社都合”関連のキーワードが多く登場している。

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