オプテックス・エフエー、検出能力を向上した低価格アンプ内蔵光電センサー発売FAニュース

ハイパワーLEDを搭載したことで、検出距離が赤色LEDタイプ・透過型でクラス最長の25mとなった。また、受光量の余裕度も大幅に向上させ、ホコリや粉じんなどの影響を受けにくくした。

» 2014年09月07日 11時00分 公開
[MONOist]

 オプテックス・エフエーは2014年8月上旬、アンプ内蔵光電センサー「FASTUS Z3」シリーズを発売した。同社の新製品ブランド「FASTUS(ファスタス)」の第6弾として開発したもの。

 FASTUS Z3シリーズは、同社従来製品の汎用光電センサーZ系シリーズの使いやすさを継承しながら、検出能力を向上し、より低価格にしたもの。ハイパワーLEDを搭載したことで、検出距離が赤色LEDタイプ・透過型でクラス最長の25mとなった。また、受光量の余裕度も大幅に向上し、ホコリや粉じんなどの影響を受けにくくした。

 拡散タイプでは、受光側の設計を改善し、レンズ前面の不感帯を従来比6分の1まで抑えている。そのため、センサー直近に反射率の低いワークが来た場合でも、安定した検出が可能となっている。

 ラインアップは、検出距離25mの透過型、検出距離0.01〜4mの回帰反射型、検出距離0〜1mの拡散反射型、検出距離10〜90mの限定反射型、検出距離0.01〜2mの透明体検出型(2014年内発売予定)の5種類で、それぞれNPNタイプとPNPタイプの2種類のコネクタ形式を用意する。価格は6200円〜1万円(税別)となっている。

 主に、物流業界、食品・薬品業界、電機・電子部品業界、半導体業界、ゴム・プラスチック業界、自動車業界向けで、2014年内に30万台の販売を目指す。

photo アンプ内蔵光電センサー FASTUS Z3シリーズ

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