モノづくりアイデア投稿交流サイト「Geeks」からワクワク感あふれるトピックスを紹介する「Geeks便り」。今回はアメリカの多数存在するハッカースペースやメイカースペースの中でも少し異質な化学分野のスペース「BioCurious」を紹介する。
本記事はモノづくりアイデア投稿交流サイト「Geeks」から転載しています。
今回はBioCurious(バイオキュアリアス)の訪問レポートです。
BioCuriousはアメリカの多数存在するハッカースペースやメイカースペースの中でも少し異質です。なぜなら名前にもあるようにバイオロジーなどの化学分野のためのスペースなのです。
今回案内してくれたAlex氏によると、このBioCuriousは化学研究をするためのバイオセーフティレベル1を得ているそうです。レベルはまだ一番低いらしいですが今後上げていきたいとのこと。
BioCuriousをスタートした理由は、創業者たちは化学という分野にソフトウェアやハードウェアなどをコラボレーションできる施設が欲しかったためだそうです。運営は非営利でAlex氏もボランティアで運営をお手伝いしています。
またこのAlex氏が面白いのは、大学の専攻はバイオだったそうですがITやプログラミングに興味があり、仕事はプログラマーだそうです。
Alex氏いわく、バイオの分野はまだまだ効率の悪い研究方法をとっているそうで、ソフトウェアと融合することで研究効率をあげることができるそうです。
今はソフトウェアとハードウェアの融合が盛んですが、今後バイオとソフトウェアやバイオとハードウェアの融合によるイノベーションが期待されそうですね。
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