仕事のための学習方法について調査したところ、「本」(73%)や「Webサイト」(46%)との回答が多かったが、20代に限定してみると「セミナー」(44%)や「朝活」(45%)といった学習方法が目立った。
ホワイトカラーの71%が仕事の質向上のために自己学習しているが、20代だけ朝活・セミナー中心の学習をしている――。エン・ジャパンが2014年6月30日に発表した「仕事のための自己学習」についてのアンケート調査で明らかになった。
同社が運営する人材紹介会社集合サイト「エン 転職コンサルタント」上で、サイト利用者3094名にアンケートを取ったところ、「仕事の質を向上させるために学習が必要」との回答が全体の93%に上った。
また「学ぶ必要性を感じた背景」を聞いたところ、「今の業務の質を高めたいから」が60%、「新しい仕事に挑戦したいから」が53%となった。
「現在、自己学習していることがあるか」という質問に、「ある」と回答したのが71%。自己学習の必要性を感じていても、行動に移していない人もいることがうかがえる。
「具体的に学習している内容」については、「専門知識」(40%)、「外国語」(39%)、「マネジメントについて」(23%)という回答が戻ってきた。
学習方法を尋ねたところ、ビジネス書や資格対策本などの「本」による学習が73%、語学サイトや大学の講義配信サービスなどの「Webサイト」が46%と多かった。
ただし20代に限定してみると、「本」や「Webサイト」よりも「セミナー」(44%)「朝活」(45%)と、他の人と交わりながらの学習が中心になっているという。
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