キャディが「製造業の働き方調査」の結果を発表した。現在の働き方では「毎日出社」が最も多く約74%だったが、理想の働き方は「リモートワーク」と約42%が回答した。
キャディは2024年6月18日、「製造業の働き方調査」の結果を発表した。同調査は製造業に勤める人を対象とし、新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に分類されてから1年のタイミングで実施した。業種は日用品、製紙パルプ、石油製品、AV家電および電気機械器具、コンピュータ、自動車、輸送機器、鉄鋼業などで、509人から回答を得た。
まず、現在どのような働き方をしているか尋ねたところ、最も多かったのは「毎日出社して業務を行う」(73.7%)だった。次いで「出社とリモートワークのハイブリッド」(22.6%)、「フルリモート」3.7%となっている。
出社に関する状況は、「毎日出社必須」が61.1%を占めた。次が「週に3、4日は出社必須」の12.2%、「週に1、2日は出社必須」の10.8%となっている。
前問で、定期的に出社をしていると回答した人に、出社する理由を尋ねたところ、1位は「会社で出社が必須のため」(66.3%)、2位は「(情報セキュリティ観点や現場作業など)物理的な場所の制約があるため」(33.5%)、3位が「チームのコミュニケーションが容易になるため」(14.4%)だった。
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