続いて、成果を最大化するための理想の働き方を尋ねた。その結果、「毎日出社」(48.7%)が最も多く、次いで「出社とリモートワークのハイブリッド」(34.6%)、「フルリモート」(7.3%)となった。なんらかの形でリモートワークを理想としている人は41.9%いることが分かった。
リモートワークを実施しやすい環境整備のために最も必要なものは、1位が「デジタルツールの活用(DX)」(23.6%)、2位が「経営陣の意識改革」(19.1%)、3位が「ルール整備」(11.6%)となった。
リモートワークができることによる企業の競争力への影響を、「離職率」「生産性」「労働時間」「採用力」のそれぞれについて回答してもらった。その結果、どの項目も回答割合は「変わらない」が最も高かった。「離職率」を見ると、「下がる」が32.8%、「上がる」が9.0%となっている。「採用力」は「上がる」が35.0%で、「下がる」が6.5%だった。
最後に、働き方の環境整備以外で必要だと思う施策を尋ねた。最も多かったのは「人手不足の解消、充足」(43.0%)で、次が「デジタルツールによる生産性向上(DX)」(37.3%)、「人工知能の活用による標準化、生産性向上」(25.5%)となった。
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