小型プラスチック射出成形機の開発について日本製鋼所と、ダイカストマシンの開発・生産・販売などをめぐっては宇部興産との間で資本業務提携に合意した。
東洋機械金属は2014年3月28日、日本製鋼所および宇部興産とそれぞれ資本業務提携することに合意したと発表した。
中国における部材調達で相互協力している日本製鋼所とは、小型プラスチック射出成形機の開発に関する業務提携で合意。これによりコストの低減や品質の向上、製品ラインアップの早期拡充などを図っていくことで、グローバル市場での拡販を目指していく。
宇部興産とは、ダイカストマシンの開発・生産・販売等での提携を拡大する。小型機と大型機にそれぞれ強みを持つ両社が力を合わせることで、より競争力のあるダイカストマシンをグローバル市場に投入する。さらに両社の技術を導入した電動ダイカストマシンを開発していくことで、販売の強化・拡大をしていく狙いがある。
今回の資本提携で日本製鋼所と宇部興産は、東洋機械金属の親会社である日立製作所や同社子会社が所有する東洋機械金属株式145万株(発行済株式総数の約7.00%)をそれぞれ取得する。
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