基幹産業製品の生産現場での高速処理に対応するため、CPUにインテルのCore i3プロセッサを搭載。記憶媒体にはCFastを採用し、USB 3.0やPCI Express(x8)も備える。受注生産方式(BTO)で提供する。
産業用タッチパネルや制御機器の開発、製造、販売を行うデジタルは2013年10月8日、画像検査などの高速処理が可能な12.1型産業用コンピュータ「PS4600」シリーズの発売を発表した。同年10月15日に受注を開始する。参考標準価格は44万2050円(税込)から。
PS4600シリーズは、従来、15型以上の大型産業用コンピュータが持っていた性能を、12.1型というコンパクトサイズで実現したもの。CPUにはインテルのCore i3プロセッサを、記憶媒体にはCFastを採用し、USB 3.0やPCI Express(x8)などを備え、高速処理を実現する。OSやCPU、記憶媒体の種類、拡張スロットの数などは受注生産方式(BTO)で最適な構成を選ぶことが可能だ。
また、ベゼルありの「アルミニウムベゼルモデル」と、ベゼルなしの「リアマウントモデル」の2種類を用意。リアマウントモデルでは、装置の操作盤に背面から取り付けることが可能で、装置の外観や操作盤全体のデザイン性に配慮した取り付けが行える。
液晶、半導体、電池、LEDなどの基幹産業製品の生産現場での利用を想定しているという。
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