アズビル、省エネ・節電機能を強化した壁掛け型BAシステムの新製品FAニュース

最大管理点数2000点、延床面積2万平方メートル規模以下の中小規模建物向け。省エネルギーのためのアプリケーションを搭載し、操作画面も改良した。

» 2013年08月21日 09時00分 公開
[MONOist]
アズビル

 アズビルは2013年8月19日、中小規模建物向け壁掛け型ビルディングオートメーション(BA)システム「savic-netFX2compact」(以下、FX2compact)を開発し、同年8月20日より販売を開始すると発表した。

 従来型の「savic-netEV model10」は、オフィスビル、店舗などに約3000台の導入実績がある。新型のFX2compactは、最大管理点数2000点、延床面積2万m2規模以下の中小規模建物向け。液晶タッチパネルを使って、空調・照明といった各設備の監視・制御などができる。


savic-netFX2compact 壁掛け一体型「savic-netFX2compact」

 従来型よりも建物全体の省エネルギー・節電機能を強化し、最先端の電力デマンド制御、熱源機台数制御、節電運転制御などに使うアプリケーションを搭載する。電気・照明装置から空調熱源、搬送系統、居室内環境まで、建物全体の省エネ・節電が可能になる。

システム構成図 システム構成図

 価格は570万円から(工事費別途)。初年度の販売目標は200セットとしている。

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