新電元工業、実装面積約40%減のコンバータ・ブレーキ用パワーモジュールを開発FAニュース

ブリッジダイオード、IGBT、ダイオードをそれぞれ個別構成していた回路をモジュールとして1パッケージに集積化。2013年12月から量産開始予定。

» 2013年08月16日 10時24分 公開
[MONOist]
MG020200

 新電元工業は、産業用モーター駆動回路に対応したコンバータ・ブレーキ用パワーモジュール「MG020200」を開発したと発表した。産業用モーターのインバータ制御が広まる中、その制御電源の小型化への要求が高まってきたことに対応しようと開発した製品。現在はサンプル出荷中。2013年12月から量産開始予定だ。

 ブリッジダイオード、IGBT、ダイオードをそれぞれ個別構成していた回路をモジュールとして1パッケージに集積化した。実装高さは、他社IPMと同程度、実装面積は約40%低減させたという。

photo 外形写真
photo 実装イメージ

 放熱性は、θjc=0.28℃/Wを確保。端子・裏面間は2.5kVと絶縁性を高めた。従来品と比較して熱抵抗を約44%低減している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.