オートデスクは製造業界向けアプリケーションの新バージョンとして製品設計向けパッケージ「Autodesk Product Design Suite 2014」と工場レイアウト向けのパッケージ「Autodesk Factory Design Suite 2014」を発売した。3D対応を強化したことが特徴だ。
オートデスクは、製造業界向けアプリケーションのパッケージ新バージョンとして、製品設計向けの「Autodesk Product Design Suite 2014」を2013年5月10日に、工場レイアウト向けの「Autodesk Factory Design Suite 2014」を同年5月9日に販売開始した。
オートデスクでは、2011年5月に今回の前バージョンとなる「Autodesk Product Design Suite 2012」「Autodesk Factory Design Suite 2012」を発売。製品設計および工場レイアウト向けに最適化し、CADをはじめ複数のアプリケーションを1つのパッケージとすることで、業務効率化のニーズに対応してきた。
新バージョンでは、主に3次元(3D)への対応を強化したことが特徴だ。3次元設計が普及し、シミュレーションのニーズも高まってきていることから「Product Design Suite 2014 Premium Edition」に3次元CADソフトウェアの「Autodesk Inventor Professional」を追加。また、3次元化により扱うデータ量が大規模化していることから、同Ultimate Editionにプロジェクトレビューソフトウェアの「Autodesk Navisworks Manage 2014」を追加している。
さらに、新しいアプリケーション「Autodesk ReCap」「Autodesk AutoCAD Raster Design」を全てのEditionに追加し、ワークフローの改善と業務効率の向上を提案するという。
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