アイ・エス・ビーは、AndroidをはじめとしたLinuxカーネルOSを利用したプラットフォーム向けのWi-Fi Directフル機能をPackage化するソリューションおよび、それに付随するソリューションサービスからなる「Wi-Fi Direct ソリューションサービス」の提供開始を発表した。
アイ・エス・ビーは2011年10月17日、アクセスポイントを介さずに、無線LAN搭載デバイス同士を直接接続できる「Wi-Fi Direct」を活用した「Wi-Fi Direct ソリューションサービス」の提供開始を発表した。
同サービスは、AndroidをはじめとしたLinuxカーネルOSを利用したプラットフォーム向けのWi-Fi Directフル機能をPackage化するソリューションおよび、それに付随するソリューションサービスからなる。
今回、同社が提供するサービスは以下の通りだ。
Wi-Fi Directは、Wi-Fiアライアンスが策定した無線LAN規格。無線LAN搭載デバイスをアクセスポイントを介したスター型接続ではなく、ピア・ツー・ピア(P2P)型により1対1、1対nで相互接続するための仕様だ。
Wi-Fi Directによる接続には、Wi-Fi Direct認定を受けたデバイスが必要となるが、もう一方は、認定のない既存のレガシーWi-Fiデバイスでも構わない。従来のようにアクセスポイントを介して、ネットワーク上の他のデバイスに接続するという手間がなく、目的のデバイスに“直接”接続できる。今後、家庭内のPCやその周辺機器、デジタルAV機器、モバイル機器などで、Wi-Fi Directの普及が見込まれている。
なお、同社は2011年11月16〜18日の3日間、パシフィコ横浜で開催される「Embedded Technology 2011/組込み総合技術展(以下、ET2011)」のOpen Embedded Software Foundation(以下、OESF)ブースに会員企業として出展する。その中で、今回のソリューションに関する展示デモも予定されているとのことだ。
会期 | 2011年11月16日(水)〜18日(金) |
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時間 | 10:00〜17:00(17日(木)は18:00に終了) |
会場 | パシフィコ横浜 |
OESF・ブースNo. | E-36 |
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