ミマキエンジニアリングは、3Dプリント用データ自動最適化ソフトの最新版「Mimaki 3D Print prep Pro ver2.0」の提供を開始する。3Dプリント工程で課題となっているデータ準備を効率化する。
ミマキエンジニアリングは2026年4月9日、3Dプリント用データ自動最適化ソフトの最新版「Mimaki 3D Print prep Pro ver2.0」を、同年6月から提供開始すると発表した。2021年から提供中の自動最適化機能を継承しつつ、内部構造の自動格子変換や各種スキャンデータからの直接変換といった機能を追加した。
同ソフトウェアは、3Dプリンタの造形用データを最適化するクラウドソフトウェアサービスだ。3Dプリント工程で課題となっている「データ準備」の簡易化と自動化を目的とする。CADやCG、3Dスキャンで作成したデータに生じた欠損やメッシュの乱れなどを修正し、専門知識がなくても短時間で造形可能なデータを作成できる。
新機能の「内部構造の自動格子変換(ラティス構造変換)機能」は、造形物の内部構造を、中空と中実に加えて4種類の格子パターンから選択できる。密度の設定により、中実の造形物と比較して質量を約15%軽量化できる。柔軟性のある材料と組み合わせることで、クッション性や布地の柔らかさの質感を再現する。主な用途として、靴や家具の模型試作、ロボットアーム先端の設計検証などを見込む。
また、ドローンによって取得した地形や建築物の測定データを、3Dプリント用データへ変換できる。CT(断面画像)スキャンデータの変換は、従来は複数のソフトウェアを必要としたが、本製品は単一のソフトウェアで処理を完了する。これにより、医療分野の立体モデル作成や研究での模型製作を迅速化する。
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