CKDは、リサイクル可能なモノマテリアルPTPに対応したブリスター包装技術を開発した。容器とふたを単一の樹脂素材で構成することで分別を不要にし、リサイクルに向けた取り組みを可能にする。
CKDは2026年3月27日、リサイクル可能なモノマテリアルPTPに対応したブリスター包装技術を開発したと発表した。ふたフィルムを樹脂化し、全体を単一素材とすることで、使用後の回収やリサイクルに向けた取り組みが可能となる。
PTPは、指で押して取り出す包装形態で、錠剤やカプセル包装として多く利用されている。安全性、携帯性に優れるが、錠剤を入れるプラスチック容器とアルミニウムのふた材を組み合わせており、リサイクルが困難だった。
今回開発したモノマテリアルPTPシートは、容器とふたフィルムを同じ素材とし、リサイクルに適した包装形態とした。この技術は、同社のブリスター包装機「FBP-600E」「FBP-300E」シリーズに搭載可能で、既存設備を活用できる。これにより、環境対応に伴う企業の設備投資負担を軽減しながら、導入が可能だ。
また、さまざまな包材特性に柔軟に対応可能な装置を開発。それぞれのふた素材の物性や仕様に応じた対応ができる。現在は、モノマテリアルPTPの製造テストや技術検証が可能な環境を整備しており、今後は医薬品や材料メーカーとの連携強化を図り、早期の実用化を目指す。
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