科学技術振興機構社会技術研究開発センターは、「空飛ぶクルマ」の実社会での活用に向けて検討課題を整理したチェックリスト「『空飛ぶクルマ』の社会実装に向けて考えるべきチェックリスト1.0」を作成した。
科学技術振興機構社会技術研究開発センター(JST-RISTEX)は2025年4月15日、「空飛ぶクルマ」の実社会での活用に向けて検討課題を整理したチェックリスト「『空飛ぶクルマ』の社会実装に向けて考えるべきチェックリスト1.0」を作成したと発表した。
同チェックリストは、新たな次世代の空の移動手段として注目されている「空飛ぶクルマ」の実装をさまざまな地域で検討する際に、産学官民の多様な構成員が深い議論を行う「場(フォーラム)」において、議論の素材として利用するために作成された。
JST-RISTEXは、2020年度から展開する「科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム(RInCA)」の支援で行われた研究開発プロジェクト『「空飛ぶクルマ」の社会実装において克服すべき ELSIの総合的研究』(2021〜2024年度)を進めており、同チェックリストはその研究成果となる。
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