リョーサンは、GX、DX分野での競争力強化を目的にエア・ウォーターと業務提携契約を締結した。両社の強みを生かし、GX、DX関連の提案をはじめ、ガス関連のトータルサービスを提供する。
リョーサンは2025年3月18日、GX(グリーントランスフォーメーション)やDX(デジタルトランスフォーメーション)分野での競争力強化を目的に、エア・ウォーターと業務提携契約を締結したと発表した。
リョーサンは、製造業界において強い関係性を有しており、これまで工場設備に提供してきたノウハウを生かして、半導体メーカーや電機メーカーが必要とする産業ガスの調達最適化などについて提案ができる。エア・ウォーターは、半導体や電子部品などのエレクトロニクス分野で使用されるさまざまな産業ガスを幅広く取り扱っている。
今回の提携はこうした両社の強みを生かすもので、水素エネルギーと再生エネルギーを活用したGX関連の提案、エネルギー使用量の可視化や生産効率性を向上するDX関連の提案など、ガス関連のトータルサービスを提供する。
取り扱い製品として、酸素や窒素などの産業ガス、ケミカル材料を安全で安定的に半導体製造装置へ供給するシステム、精製、処理装置など豊富なラインアップを用意している。
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