オプテックス・エフエーは、2024年10〜12月にかけて募集していた「第11回 現場川柳」の受賞作品を発表した。大賞は「百均の 商品を見て やる気落ち」が受賞した。
産業用センサーメーカーのオプテックス・エフエーは2025年2月17日、毎年開催している「現場川柳」コンテストの第11回受賞作品を発表した。
「現場川柳」コンテストは、10月3日が「センサー(1003)の日」であることにかけたFA用センサーに関する啓蒙企画の中での目玉企画として毎年実施されている。モノづくりに関わる製造、開発設計、物流、営業などの“現場”に関わるエピソードを「現場川柳」として五・七・五で表現。その応募作品の内、優秀作品の発表を2月に行っている。
2014年に開催された第1回コンテストで、大賞となった「最近は、検査も妻も、非接触」など秀逸な作品が集まったことから恒例化。2024年度は第11回目の開催となった。
第11回の応募作品総数は9250作品となり、元エンジニア漫画家の見ル野栄司氏と同社の選考委員により、選考を行った。その結果、大賞(1作品)、見ル野賞(1作品)、優秀賞(3作品)、入賞(10作品)を選出した。大賞、優秀賞、見ル野賞に選ばれたのは以下の通りだ。大賞は100円均一ショップを舞台に、製造業に関わるからこそ感じる驚きと悲哀を表現した現場川柳らしい一句「百均の 商品を見て やる気落ち」が受賞した。
その他の入賞作品は以下のようになっている。
同社では応募の傾向について「温暖化やコンプライアンスといった時流と製造現場を上手く絡めて詠んだ句が優秀賞を受賞した」とコメントしている。
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