オプテックス・エフエーは、2019年10〜12月にかけて募集していた「第6回 現場川柳」の受賞作品を発表した。大賞は「作業服、脱げぬ老後の、二千万」が受賞した。
産業用センサーメーカーのオプテックス・エフエーは2020年1月23日、毎年開催する「現場川柳」コンテストの第6回受賞作品を発表した。
同企画は、10月3日が「センサー(1003)の日」であることに掛けたFA用センサーに関する啓蒙企画の中での目玉企画として実施されている。「現場川柳」は、モノづくりに関わる製造・開発設計・物流・営業などのあらゆる“現場”にまつわるエピソードを五・七・五で表現したものだ。2014年に第1回が開催されたが、大賞となった「最近は、検査も妻も、非接触」など秀逸な作品が集まったことから恒例化(※)。2019年度は第6回コンテストが開催されていた。
(※)関連記事:「最近は、検査も妻も、非接触」――第1回 現場川柳 大賞が決定!
第6回の応募作品総数は9946作品となり、元エンジニアで漫画家の見ル野栄司氏と同社の選考委員により、選考を行った。その結果、大賞(1作品)、見ル野賞(1作品)、優秀賞(3作品)、入賞(10作品)を選出した。大賞、優秀賞、見ル野賞に選ばれたのは以下の通り。
その他の入賞作品は以下のようになっている。
同社では大賞作品について「製造現場における高齢化や人手不足を詠んだ技術者目線の作品が多いなか、2019年に話題となった老後2000万円問題への嘆きを現場流にうまく表現していた」とコメントしている。
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