オプテックス・エフエーは、2023年10〜12月にかけて募集していた「第10回 現場川柳」の受賞作品を発表した。大賞は「口癖は 理論的には 可能です」が受賞した。
産業用センサーメーカーのオプテックス・エフエーは2024年2月5日、毎年開催している「現場川柳」コンテストの第10回受賞作品を発表した。
「現場川柳」コンテストは、10月3日が「センサー(1003)の日」であることにかけたFA用センサーに関する啓蒙企画の中での目玉企画として毎年実施されているものだ。モノづくりに関わる製造・開発設計・物流・営業などのあらゆる“現場”にまつわるエピソードを五・七・五で表現する「現場川柳」を募集し、優秀作品の発表を行っている。
2014年に第1回が開催されたが、大賞となった「最近は、検査も妻も、非接触」など秀逸な作品が集まったことから恒例化。2023年度は第10回コンテストが開催されていた。
第10回の応募作品総数は1万295作品となり、元エンジニア漫画家の見ル野栄司氏と同社の選考委員により、選考を行った。その結果、大賞(1作品)、見ル野賞(1作品)、優秀賞(3作品)、入賞(10作品)を選出した。大賞、優秀賞、見ル野賞に選ばれたのは以下の通りだ。大賞は「やりたくない」と言いたいけど言えない技術者の悲哀を示した「口癖は 理論的には 可能です」が受賞した。
その他の入賞作品は以下のようになっている。
同社では応募の傾向について「2023年の流行語をモノづくりにうまく絡めた句が優秀賞を受賞した」とコメントしている。また2024年2月22日には、第10回を記念し、京都リサーチパークにて、見ル野氏と現場川柳委員会による結果発表イベントを開催する予定だとしている。
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