オプテックス・エフエーは、2021年10〜12月にかけて募集していた「第8回 現場川柳」の受賞作品を発表した。大賞は「不具合を 出して直して 二刀流」が受賞した。
産業用センサーメーカーのオプテックス・エフエーは2022年1月25日、毎年開催している「現場川柳」コンテストの第8回受賞作品を発表した。
同企画は、10月3日が「センサー(1003)の日」であることにかけたFA用センサーに関する啓蒙活動の中での目玉企画として毎年実施されているものだ。モノづくりに関わる製造・開発設計・物流・営業などのあらゆる“現場”にまつわるエピソードを五・七・五で表現する「現場川柳」を募集し、優秀作品の発表を行う。
2014年に第1回が開催されたが、大賞となった「最近は、検査も妻も、非接触」など秀逸な作品が集まったことから恒例化。2021年度は第8回コンテストが開催されていた。
第8回の応募作品総数は1万80作品となり、元エンジニアで漫画家の見ル野栄司氏と同社の選考委員により、選考を行った。その結果、大賞(1作品)、見ル野賞(1作品)、優秀賞(3作品)、入賞(10作品)を選出した。大賞、優秀賞、見ル野賞に選ばれたのは以下の通り。大賞はメジャーリーガーの大谷翔平氏の偉業をたたえる「リアル二刀流」を使い、現場の“空回り”を表現した「不具合を 出して直して 二刀流」が受賞した。
その他の入賞作品は以下のようになっている。
同社では応募の傾向について「2020年度に続きコロナ禍におけるモノづくり現場を表現する句がノミネートされたが、2021年度は『withコロナ』が日常になりつつあるのが分かる作品が多く入賞した」とコメントしている。
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