Rockwell Automationは、On-Machine用分散I/Oソリューション「ArmorBlock 5000 On-Machine I/O Block」を発表した。IO-Link機能を高度に統合しており、スマートオートメーションの効率的な導入と維持を支援する。
Rockwell Automationは2023年5月8日、On-Machine用分散I/Oソリューション「ArmorBlock 5000 On-Machine I/O Block」を発表した。IO-Link機能を高度に統合しており、スマートオートメーションの効率的な導入と維持を支援する。
簡素化したデバイス構成とAllen-Bradleyコントローラーが、機械設計の複雑さを軽減する。また、ソフトウェア「Studio 5000 Logix Designer」の共通のタグ構造とワークフローでプロジェクト開発を迅速化できる。迅速な設置や試運転、トラブルシューティングが可能なため、ダウンタイムの短縮につながる。
動作温度範囲が広く、最大IP69Kの保護等級に対応しており、高温や高圧など過酷な環境で用いる高速アプリケーションに適している。電源バリエーションとして、業界標準の3種を用意し、さまざまな地域のニーズに対応する。
ArmorBlock 5000 I/Oポートフォリオの初リリース品となるIO-Linkマスターブロックは、4つのIO-LinkクラスAと4つのクラスBポートを含む最大8つのIO-Linkチャンネルを備えるなど柔軟性に優れる。また、大電流デバイスを制御し、接続性を高めて、機械の性能と生産性を向上する。
ArmorBlock 5000 I/Oを補完するI/O Block製品として、シーケンスオブイベント(SOE)、スケジュール型出力、入力タイムスタンプ、イベントトリガーなどの機能を今後リリースする予定だ。
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