カーボンニュートラルへの挑戦
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» 2022年02月24日 09時00分 公開

GHG排出量可視化を支援する基盤、企業に応じた最適な算出方法を提示脱炭素

NTTデータは2022年2月21日、「温室効果ガス排出量可視化プラットフォーム」を提供開始すると発表した。企業の事業や保有データに合わせた最適なGHG排出量算定方法を提供する。

[池谷翼,MONOist]

 NTTデータは2022年2月21日、企業の事業や保有データに合わせたGHG(温室効果ガス)排出量算定方法を示す「温室効果ガス排出量可視化プラットフォーム」の提供を開始すると発表した。さまざまな排出量算定方法から、企業にとって最適な手法を提案する。

 昨今、製造業をはじめ産業界にはGHG排出量の削減が求められている。このため企業はGHG排出量の可視化を進めているが、そもそも排出量の算定方法には選択肢が数多く存在しており、最適な方法を選ぶことが難しい。

 また、多くの企業ではGHG排出量を、製品の購入額である「活動量」に、製品ごとに定められた「排出原単位」を掛け合わせて算出しているが、これでは従来製品からグリーンな製品に切り替えても、その削減効果が算定結果に反映されにくい。また、活動量や排出原単位のデータ収集や排出量算定作業は手作業で行われることが多く、作業量自体も膨大で、属人化しているといった問題もある。

 これらの課題に対して、今回発表したプラットフォームでは、「可視化プロセス構築メソッド」「サプライヤー別算定方式」「排出量計算サービス」という3つの機能や特徴を提供して解決を図る。

 可視化プロセス構築メソッドは、NTTデータが排出量算定に必要な活動量を事業活動やデータから取得、調査した上で、削減アクションにつながる算定シナリオを作成し、企業の排出量可視化を支援するというものである。

 サプライヤー別算定方式では、サプライヤーの排出量削減効果を自社の排出量へ反映できる手法を提供する。手法適用時のプロセス構築やサプライヤー別の排出原単位の把握はNTTデータが行う。製品ごとの削減効果を反映できる「個別排出量積み上げ方式」にも対応するなど、企業のニーズに合わせて複数の算定方式を兼ね備えた、ハイブリッド型の算定方式を提案する。

 排出量計算サービスでは、さまざまな排出原単位、算出ロジックをプラットフォーム上に保持しておき、計算サービスとして提供する。過去の排出量の再計算や、報告レポート作成サービスも提供して、企業の排出量可視化を支援する。

排出量削減効果の反映イメージ[クリックして拡大] 出所:NTTデータ

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