PwCコンサルティングは2022年2月1日、CO2排出量を可視化するプラットフォームなどを手掛けるbooost technologiesと連携して、企業のサプライチェーン上におけるGHG排出量の可視化、削減サービスを提供開始すると発表した。
PwCコンサルティングは2022年2月1日、CO2排出量を可視化するプラットフォームなどを手掛けるbooost technologiesと連携して、企業のサプライチェーン上におけるGHG(温室効果ガス)排出量の可視化、削減サービスを提供開始すると発表した。
booost technologiesはCO2フリー電気の調達や供給が可能なクラウド型エネルギーマネジメントシステム「ENERGY X」と、CO2排出量の可視化やレポート化可能なクラウド型プラットフォーム「ENERGY X GREEN」などの製品を展開する企業である。CO2排出量の可視化に加えて、レポートの作成やCO2フリー電気などの調達、供給、カーボンオフセット、電気の需給管理などのサービスを、ワンストップで提供する。
近年、カーボンニュートラル実現に向けて、スコープ3を含むGHG排出削減に関する企業への要求水準が世界的に高まりを見せている。しかし、脱炭素を推進する上では、サプライチェーン全体を対象として調達や生産、出荷、販売などのプロセスを統合的に管理して、GHG排出量を定量的に把握する必要がある。
こうした課題に対してPwCコンサルティングは、企業による脱炭素を含むサステナビリティ向上の取り組みを支援して蓄積した知見に、booost technologiesが有する製品やサービスを組み合わせることで、企業の脱炭素における課題解決を促進する。
具体的には「GHG排出量の定量分析(可視化)」「サプライチェーン全体の削減ポテンシャル評価」「費用対効果の高い排出削減対策の導出」「異業種間連携などを通じた新たな価値創造」「ステークホルダーへの訴求力の高い情報開示」などといった課題の解決を支援する。
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