日本モレックスは、車載エレクトロニクス向けの防水コネクターシステム「MX150」に、UL-V0対応品などを追加した。UL-V0対応品のほか、8極および12極ハイブリッドタイプ、6極パネルマウントタイプなどが加わった。
日本モレックスは2020年2月3日、車載エレクトロニクス向けの防水コネクターシステム「MX150」に、UL-V0対応品などを追加したと発表した。ヘッドランプ、テールランプ、ワイパー、ボディーハーネス、スピードメーター、エアバッグなどの車載エレクトロニクスをはじめ、各種商用車、建設機械、船舶用機器などに適している。
MX150は、最大22Aに対応した1列および2列構成の製品をそろえており、用途に適した製品構成を選択できる。USCAR-2クラス3(−40〜+125℃)の要件を満たし、自動車や商用車、建機向けの低レベル信号や電源アプリケーションに対応する。
また、組み立て済みハウジング、シール、TPAコンポーネント、マットシールコネクターを単一アセンブリーで提供。ポジティブロックによるコネクターの嵌合と、ラッチによる正確なロック確認により、優れた電気的、機械的性能を確保する。一体型のマットシールとインタフェイシャルシールは、IEC IP6K7、IP6K9K、SAE USCAR-2 Rev4に準拠し、防水要件に適合する。
今回、UL-V0対応品4シリーズのほか、8極および12極ハイブリッドタイプを3シリーズ、6極パネルマウントタイプを1シリーズ、2列品のバックシェル(保護カバー)タイプを2シリーズ追加している。
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