DMG森精機がインドでの現地生産を開始、立形マシニングセンタを製造工場ニュース

DMG森精機は2019年10月29日、インドのLakshmi Machine Works(以下、LMW)を通じてインドでマシニングセンタ「CMX 600 Vi」の現地生産を開始することを発表した。

» 2019年11月01日 07時00分 公開
[MONOist]

 DMG森精機は2019年10月29日、インドのLakshmi Machine Works(以下、LMW)を通じてインドでマシニングセンタ「CMX 600 Vi」の現地生産を開始することを発表した。

photo 「CMX 600 Vi」の前で握手するDMG森精機取締役社長の森雅彦氏とLMWの会長であるSanjay Jayavarthanavelu氏 出典:DMG森精機

月10台の生産から開始

 DMG森精機は工作機械の需要拡大が期待されるインドにおいて、インド国内のユーザー向けに特化した立形マシニングセンタ「CMX 600 Vi」をコインバートルのLMWで生産する。生産台数は月10台を予定し、今後段階的に台数を増やす計画である。生産を委託するLMWは1962年に繊維機械の企業として設立され、DMG森精機とは約30年のパートナーシップ関係があるという。

 現在、LMWでは、旋盤、フライス盤、ターンミル機を製造しており、自動化ソリューションも提供している。DMG 森精機は今回のインドでの現地生産を含め、ユーザーへ迅速に製品を提供できる体制を強化していく方針だという。

photo LMWの外観 出典:DMG森精機

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