村田製作所は、同社の生産子会社であるタイのMurata Electronicsが建設を進めていた2つの生産棟が完成したと発表した。モバイル機器や自動車向け電子部品需要の増加への対応を目的として建設された。
村田製作所は2019年10月4日、同社の生産子会社であるタイのMurata Electronicsが、2018年12月より建設を進めていた2つの生産棟が完成したと発表した。
Murata Electronicsは、超音波センサー、アンテナコイル、圧電製品、EMIフィルター、コンデンサーなどの開発・製造を手掛ける。生産棟はどちらもRC造2階建て。モバイル機器や自動車向け電子部品需要の増加への対応を目的として建設された。
EMIフィルター生産用の新生産棟は延床面積が9993m2で、建築面積が5166m2。建物のみの投資額は約15億円だ。
アンテナコイル生産用の新生産棟は延床面積が9995m2で、建築面積が5138m2。建物のみの投資額は約14億円となる。
今後は生産能力を増大し、さらなる需要拡大に対応可能な体制を構築するとしている。
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