トヨタ自動車は、米国テキサス州のToyota Motor Manufacturing Texasに対し、2021年にかけて約4億ドルを投資する。これにより、工場に新生産設備を導入し、ライトトラックへの高い需要が続く米国での競争力を高める。
トヨタ自動車は2019年9月17日、米国テキサス州のToyota Motor Manufacturing Texas(TMMTX)に対し、2021年にかけて3億9100万ドル(約420億5205万円)を投資すると発表した。
TMMTXは、テキサス州サンアントニオ市に所在し、ピックアップトラックの「タンドラ」「タコマ」を生産している。米国ではライトトラックへの高い需要が続いており、トヨタ自動車は、今回の投資によって新生産設備の導入など工場を刷新し、TMMTXの競争力を中長期的に向上していく。
また同日、トヨタグループのアイシン・エィ・ダブリュが新たな生産拠点をテキサス州シボロ市に建設すると発表した。アイシン・エィ・ダブリュは新工場建設に当たり、2023年までに最高で約4億ドル(約430億2000万円)を投資し、約900人を新規雇用する予定だ。
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