DMM.comは、総合型モノづくり施設「DMM.make AKIBA」内に産業用3Dプリンタのショールームを開設した。導入を検討中の法人向けに、3Dプリンタの出力設定や造形後の後加工工程を体験できるワークショップも実施する予定だ。
DMM.comは2019年7月17日、東京・秋葉原の総合型モノづくり施設「DMM.make AKIBA」内に産業用3Dプリンタの体験型ショールームをオープンしたと発表した。
ショールームでは、産業用プリンタの実機展示やデモンストレーション、機材の紹介のほか、導入を検討中の法人向けに3Dプリンタの出力設定や造形後の後加工工程を体験できるワークショップなども実施する予定だ。
3Dプリンタは、人的リソースや必要設備の購入など、コストおよびリソース面での負荷が高く、購入したものの適切に運用ができていないケースがあった。同社は、今回のショールーム開設に伴い、3Dプリンタ導入後のスムーズな稼働を支援。3Dプリンタを購入する前に、ショールームで製造工程を体験できる機会を提供する。
現在、XYZ製の光造形方式3Dプリンタ「PartPro100 xP」「CastPro100 xP」(鋳造専用モデル)、熱溶解積層方式「PartPro300 xT」(FDM)、結合剤噴射方式「PartPro350 xBC」(石膏)、粉末焼結合方式「MfgPro230 xS」(レーザー焼結ナイロン)の5機種を展示している。今後順次、最新機種を追加する予定だ。
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