DMM.comが運営する総合型モノづくり支援プラットフォーム「DMM.make AKIBA」が、「起業家向けSOLIDWORKSプログラム」のメンバー組織に国内で初めて認定された。一般参加も可能なSOLIDWORKS活用トレーニングプログラムを2018年10月より実施する。
DMM.comは2018年9月25日、同社が運営する総合型モノづくり支援プラットフォーム「DMM.make AKIBA」が、「起業家向けSOLIDWORKSプログラム」のメンバー組織に国内で初めて認定されたと発表した。メンバー認定に加え、ソリッドワークス・ジャパンと代理店のテクノソリューションズと施設スポンサー契約も締結した。
DMM.make AKIBAは、ハードウェアの開発および試作に必要な機材がそろう「Studio」、シェアオフィスなどビジネスの拠点として利用できる「Base」とで構成された、ハードウェア開発を支援する総合型のモノづくりの施設だ。
起業家向けSOLIDWORKSプログラムは、アクセラレーターやインキュベーター施設、コミュニティーといった起業家支援組織を対象に、そこに集うスタートアップのものづくりを支援する目的でSOLIDWORKSが展開している活動だ。
DMM.make AKIBAは今回の認定を受け、施設会員を対象にSOLIDWORKSの無償利用サービスを開始。一般参加も可能なSOLIDWORKS活用トレーニングプログラムを同年10月より実施する。
SOLIDWORKSが提供する機械系3次元CADは、小型プロダクトの開発に適しているためIoT(モノのインターネット)プロダクトの開発に採用される事例が多く、機構設計や搭載設計における信頼性が高い。DMM.make AKIBAはその特徴を生かし、今後より多くのハードウェア・スタートアップの支援を強化していくとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.