JBCCがNVIDIAとパートナー契約を締結した。高いグラフィックス性能が必要となるWindows10への移行を検討する顧客に対して、ITインフラ環境を診断し、高速で快適なVDI環境を提供する。
JBCCホールディングスの事業会社JBCCは、2018年8月29日、NVIDIAとパートナー契約を締結した。Windows10への移行を検討する顧客に対して、高速で快適なVDI(Virtual Desktop Infrastructure)環境を提供する。
Windows7以前のオペレーションシステムをWindows10に移行すると、CADなどのエンジニアリングアプリケーションだけでなく、一般的なビジネスアプリケーションにも高いグラフィックス性能が必要となる。JBCCは、これまで高速グラフィックス処理を主に適用してきた製造業や専門学校などの分野にとどまらず、さまざまな分野の顧客に対し、NVIDIAの仮想GPUソリューションをベースとしたVDI環境を提案、提供する。
VDI環境の提案には、JBCCが無料で提供する簡易診断サービス「IT Modernizationクリニック」を使用する。これにより、サーバやストレージの仮想化、パブリッククラウドの活用も含めて、顧客のITインフラ環境が最適なものになるよう、導入効果を「見える化」しつつ、デザインや移行の方向性を支援する。
JBCCが提案するVDIソリューションにより、顧客企業は、社員が場所を選ばずに仕事ができる環境を整備し、高セキュリティなシステム環境と働き方改革を推進できるようになる。同社は2018年度の目標として、IT Modernizationクリニックを200社に提供する。
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