日本マイクロソフトとGEヘルスケア・ジャパンは、キャリアの再スタートを支援するプログラムで連携する。両社はお互いの知見を生かしつつ連携し、さまざまなキャリアステージにある人が、経験を生かしてスムーズに再スタートできるよう支援する。
日本マイクロソフトとGEヘルスケア・ジャパンは2019年5月24日、キャリアの再スタートを支援するプログラムで連携すると発表した。
国内では少子高齢化が進み労働人口が不足しているが、一度離職するとキャリアの再スタートに大きなハードルがある。こうした状況から、両社はお互いの知見を生かしつつ連携し、さまざまなキャリアステージにある人が経験や能力を最大限に発揮して、キャリアを円滑に再スタートできるよう支援する。
日本マイクロソフトは2018年1月より、正社員としてのキャリアを中断し、離職した女性を対象に、キャリアの再開や職場復帰を支援する「リターンシッププログラム」を展開している。
このプログラムでは、日本マイクロソフトで正社員として就業することを前提に、3〜6カ月間を準備期間とした有給インターンシップを実施。同インターンシップは、終了後に他の企業での就業も想定している。さらに、2019年6月からは、リターンシッププログラム対象者の範囲を拡大。介護や療養など、やむを得ない理由でキャリアを中断、離職している男性も参加可能になる。
GEヘルスケア・ジャパンは2019年6月から、リターンシッププログラムの対象をさらに広げた「リスタート&リターンシッププログラム」を開始する。キャリアを中断している人に加えて、これまでとは異なる新しいキャリアに挑戦したい人も対象とし、インターンとして受け入れる。
リスタート&リターンシッププログラムの参加希望者は、GEヘルスケア・ジャパンの募集職種か新規枠に応募する。合格者は、3〜6カ月の有給インターンシップに参加できる。正社員として適格と判断された人が希望すれば、正規の採用プロセスを経て正社員として採用される。
両社の連携により、候補者は2018年までのIT関連職種に加え、より幅広いインターンシップ先を選択できるようになる。両社は今後、これらのプログラムの参画企業を広げるべく、活動を進めていく。
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