ソフトブレーン・フィールドが「出産後の働き方についての意識調査」の結果を発表した。出産後に「仕事復帰してよかった」と72.1%が回答し、85.2%が「継続して仕事をしてきてよかった」と感じていた。
ソフトブレーン・フィールドは2018年6月26日、「出産後の働き方についての意識調査」の結果を発表した。
同調査は、同社に登録する女性キャスト会員で子育て経験がある847人のうち、出産後に仕事復帰し、仕事をしながら子育てをした経験があると回答した154人を対象とした。
まず、出産後、仕事に復帰した際の子どもの年齢(月齢)を尋ねたところ、「〜生後6カ月」が29.2%と最も多かった。続いて「生後6カ月〜満1歳」(22.7%)。2人に1人が子どもが満1歳になるまでに職場復帰を果たしていた。
次に、出産後に仕事復帰した際、働き方を変えたかを尋ねた。その結果、46.1%が「働き方を変えた」と回答。約半数近くが働き方を変更したことが分かった。
仕事復帰した際、どのような働き方に変更したかを尋ねたところ、「同じ職場で勤務時間を短くした」(31.0%)が最も多かった。続いて「働きやすい会社に転職した」(23.9%)、「雇用形態を変更した」(15.5%)。復帰後に働き方を変えたと回答した人が自分に合った働き方を選択し、仕事と子育てを両立したことがうかがえる。
次に、出産後に仕事復帰して良かったと感じているかを尋ねた。その結果、72.1%が「仕事復帰してよかった」と回答。仕事と育児両面に関わることで、気持ちを切り替えられたという声が多く寄せられている。
さらに「(出産後に仕事復帰し)今まで継続して仕事をしてきてよかったと思いますか」という質問では、「継続して(仕事をして)よかった」と85.2%が回答した。回答者からは「子育てについて視野が広がった」「自分が働くことで家族の協力が得られるようになった」といった声が寄せられている。
一方で、「どちらでもない」(12.3%)、「よかったと思わない」(2.5%)と回答した人からは、その理由として子どもの体調不良や気持ちに寄り添えなかった時期があったことなどが挙がっている。
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