パナソニックと日東工業、配電盤の生産で協業【訂正あり】製造マネジメントニュース

パナソニック エコソリューションズ社と日東工業が配電盤事業などで協業する。パナソニックが販売する「カンタッチブレーカ」の一部を日東工業で生産し、パナソニックへ供給する。

» 2019年04月18日 09時00分 公開
[MONOist]

 パナソニックは2019年3月27日、同社エコソリューションズ社(現:ライフソリューションズ社)と日東工業が配電盤事業などで協業することを発表した。

【訂正】初出時に、記事のタイトルに誤った社名を掲載していました。お詫びして訂正致します。

 パナソニックは1935年から産業用および住宅用の配分電盤やブレーカー、計測機器の製造、販売を手掛ける。日東工業は1948年から配分電盤やブレーカー、キャビネットなどを製造、販売している。

 両社は2018年6月以降、配電盤事業の生産、開発、技術分野において協業できないか検討を進めており、その第1弾として生産分野において協業を開始した。具体的には、パナソニックが販売する「カンタッチブレーカ」の一部を日東工業で生産し、パナソニックへ供給する。生産は日東工業グループの海外生産拠点であるタイのELETTO(THAILAND)において、2019年4〜10月中に開始される予定だ。

 他にも、パナソニックが販売する配電盤製品の一部について、日東工業への生産委託を開始。2019年度中の本格的な生産協業に向けて検討を進めるとしている。

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