タンガロイは、マシニングセンタ用ねじ切り工具「刃先交換式ThreadMilling ETLN形」を発売した。複数のねじ種とピッチの組み合わせに対応可能で、多刃仕様のホルダに交換可能なインサートを複数装着することで、高い加工能率を発揮する。
タンガロイは2018年3月30日、マシニングセンタ用ねじ切り工具「刃先交換式ThreadMilling ETLN形」を発売した。ホルダは全9形番あり、例えば工具径φ17(2枚刃)の「ETLN25M017W25.0F026R02」が3万7600円。インサートは全8形番で、ISOメートルねじピッチ1.5mm用の「LN25DIR1.5ISO AH725」が1万1700円となっている(いずれも税別)。
刃先交換式ThreadMilling ETLN形は、複数のねじ種とピッチの組み合わせに対応可能な、インサート交換タイプのマシニングセンタ用ねじ切り工具だ。
多刃仕様のホルダは、切れ刃長さ25mmのインサートを複数装着(工具径φ17の2枚刃〜φ30の5枚刃)することで高い加工能率を発揮する。各工具径で首下長さを2種類設定している(φ30は1種類)。
ねじ加工用インサートは、ピッチ5〜3mmのISOメートルねじ、20〜8TPIのユニファイねじ、14〜11TPIのウイットウォース(管用平行)をそろえる。インサートは経済的な2コーナー仕様で、ホルダから締め付けねじを外さずに交換できる。
また、貫通ねじ加工時でも刃先と加工面に十分な切削油を供給する独自の切削油吐出方法により、高精度な加工を持続して、切れ刃の突発欠損を防ぐ。
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