米沢製造所に製造施設を建設、拡大する世界半導体市場に対応:工場ニュース
東ソー・クォーツが、米沢製造所敷地内に新たな製造施設を建設する。世界的な半導体市場の拡大に対応するため、供給体制を構築。生産能力の増強を図る。
東ソー・クォーツは2018年3月15日、米沢製造所敷地内に新たな製造施設を建設すると発表した。投資額は約40億円で、最新鋭の加工設備を備える。総床面積は3900m2。同年8月に着工し、稼働開始は2019年2月の予定だ。
近年、スマートフォンの大容量化やデータセンター需要の高まりなどの影響で、半導体市場は拡大している。今後もIoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)、電気自動車、自動運転技術などの進展によって急速な拡大が見込まれる。
同社では、製造施設の新設により、半導体市場の需要拡大に向けた供給体制を構築。さらに高まる顧客要請に対応できるよう、生産能力を増強する。
出典:東ソー・クォーツ
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