タンガロイは、高圧クーラント対応ホルダーシリーズ「TungTurn-Jet」に、自動盤突切り加工用と外径ねじ切り加工用のホルダーを追加した。両ホルダーとも、ホース配管なしで切削油を供給できる次世代自動盤機に対応する。
タンガロイは2018年2月7日、高圧クーラント対応ホルダーシリーズ「TungTurn-Jet(タングターンジェット)」に、「DirectTungJet(ダイレクトタングジェット)システム」にも対応可能な自動盤突切り加工用と外径ねじ切り加工用のホルダーを追加した。同日より販売を開始し、9形番を用意する。主な形番の標準価格は2万5300〜2万9500円(いずれも税別)となる。
今回新たにTungTurn-Jetシリーズに追加されたのは、「TungCut(タングカット)」と「TungThread(タングスレッド)」の両シリーズ。
タングカットシリーズは、既存のタングカットインサートの取り付けが可能で、最大突切り径32mmまで対応する。また、タングスレッドシリーズは、さまざまなねじ切り加工に対応でき、16ERタイプインサートを取り付けることができる。
両シリーズともに、ホース配管接続によって切削油を供給する従来のタイプに加えて、DirectTungJetシステムを備えたホルダーを中心に展開。同システムを装備したホルダーはホース配管を使わないため、取り付け作業が簡単で、ホースに切りくずが堆積しない。また、工具刃物台から直接ホルダー内部へ切削油を供給できる次世代自動盤機にも対応する。
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