安川電機は、ACサーボドライブ「Σ-7」シリーズの新製品として、超小型ACサーボモーター「Σ-7mini」を発売した。本体サイズ56×15mmながら高トルク、高速回転速度、高精度な性能を備える。
安川電機は2017年12月1日、ACサーボドライブ「Σ-7」シリーズの新製品として、超小型ACサーボモーター「Σ-7mini」(SGM7Mモデル)を発売した。価格はオープン。保持ブレーキ付きは2018年1月10日より販売開始となる。
Σ-7miniは、本体サイズ56×15mm(3.3Wタイプ)の超小型ACサーボモーターだ。サーボパック電源電圧がDC24V/DC48Vの入力タイプを6モデル、AC100V/200Vの入力タイプを3モデル用意する。主な用途は、検査装置、計測機器、組立装置、バイオ・メディカル用装置、マウンタ、電子部品製造装置、半導体製造装置、ロボットなど。
性能の良い磁石を採用することで、3.3Wタイプで0.0105N-mと超小型ながら高トルクを可能にした。最高回転速度は7000min-1(DC24V/DC48V入力タイプの33Wモーターを除く)で、限られたスペースの有効活用やタクトタイム短縮につながる。高分解能20bitエンコーダーを搭載しており、装置の高精度化にも寄与する。
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