ロームは「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2017」において、電気自動車向けのSiCパワー半導体を提案する。
ロームは「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2017」(2017年5月24〜26日、パシフィコ横浜)において、電気自動車向けのSiCパワー半導体を提案する。
同社はヴェンチュリー・フォーミュラEチームと3年間のテクノロジーパートナーシップ契約を締結しており、レーシングカーの電動システムのインバーターにSiCショットキーバリアダイオードを提供している。損失低減により前シーズンのインバーターと比較して効率が1.7%改善。冷却機構も含めた小型軽量化により、重量を2kg、体積は30%削減した実績がある。
会場では、インバーターにフルSiCパワーモジュールを採用した場合の損失低減効果をシミュレーションで実証する。
さらに、コックピット向けの液晶ディスプレイの大型化や高精細化に対応して機能安全を導入したTFT LCD用チップセットや、カーオーディオ向けの高音質ソリューションなどを訴求する。静電タッチスイッチやドライバーに合わせた自動チルトステアリング、ミラーをカメラとディスプレイで置き換える電子ミラーなどの最新機能を体験できる。
会期 | 2017年5月24日(水)〜26日(金) |
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時間 | 10:00〜18:00(5月26日は10:00〜17:00) |
会場 | パシフィコ横浜 |
ローム ブースNo. | 213 |
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