ヤマザキマザックは、DDLを採用した新型レーザー加工機「OPTIPLEX 3015 DDL」の国内販売を開始する。加工速度や省エネ性を向上させて、加工の品質向上や高効率化を図った。
ヤマザキマザックは2017年3月2日、DDL(ダイレクトダイオードレーザー)を採用した新型レーザー加工機「OPTIPLEX 3015 DDL」の国内販売を開始すると発表した。
DDLは、現在主流のCO2レーザーやファイバーレーザーと比べて波長が短い。さまざまな材料で熱吸収率が高くなり、反射率を抑えられることから、高反射材の切断や薄板・中板の高速切断に向いている。エネルギー変換効率も、CO2レーザーの4〜5倍となり、省エネの面でも優れている。
OPTIPLEX 3015 DDLは、DDLの採用によって加工速度や省エネ性が向上。マルチコントロールトーチや各種インテリジェント機能を追加し、加工の品質向上や高効率化を図った。新開発のCNC装置「MAZATROL PreviewG」を搭載したことで、高速・高精度制御を可能に。19インチの大型タッチパネル、エルゴノミクスデザインの採用で操作性にも配慮した。
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