三菱電機は、産業用オープンフィールドネットワーク「CC-Link IEフィールドネットワークBasic」に対応するFA製品計194機種を順次発売する。
三菱電機は2016年10月31日、100Mbpsの汎用イーサネットを用いた産業用オープンフィールドネットワーク「CC-Link IEフィールドネットワークBasic」に対応するFA製品の販売を開始した。インバーターやシーケンサーなど、計194機種を日より順次発売する。
CC-Link IEフィールドネットワークBasicは、パラメーターの一括設定により、イーサネットの専門知識がなくてもネットワークを容易に接続できる。これまでネットワーク対応が困難だった機器や小規模な装置にも対応する。また、リンクデバイスの点数やアドレスの自動設定などにより、システム構築工数を従来比4割削減できる※)。
※)関連記事:IoT時代に向けお手軽な「CC-Link IE」規格、100Mbpsの汎用イーサネットを活用
同社では、FA技術とIT技術を活用し、開発から保守までのトータルコストを削減するソリューション「e-F@ctory」の適用を進めている。今回、CC-Link IEフィールドネットワークBasicに対応したFA製品を拡充することで、汎用イーサネットを活用し、上位ITシステムから生産現場の機器までを1本のネットワーク配線で接続可能になるとしている。
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