セミマットの特別塗装や910kgまでの軽量化、特別なロードスターがお目見え車両デザイン

マツダは、ラスベガスで開催するカスタムカーの展示会で、特別仕様の「ロードスター」を出展する。セミマットブラックの塗装や、市販モデルよりも80kg軽いレース仕様が見どころだ。

» 2016年11月02日 07時00分 公開
[齊藤由希MONOist]

 マツダは2016年10月25日(現地時間)、カスタムカーの展示会「2016 Specialty Equipment Marketing Association(SEMA)」(ラスベガス、2016年11月1日〜4日)において、「MX-5(日本名ロードスター) RF」の「Kuro concept」と軽量化を図った「スピードスター」を出展すると発表した。

クロ市販モデル ロードスター RFをセミマットの黒で塗装した「Kuro concept」(左)と、マシーングレープレミアムメタリックの市販モデル(右)(クリックして拡大) 出典:マツダ
ワンメイクレースの指定部品である車高調整機構付きサスペンション ワンメイクレースの指定部品である車高調整機構付きサスペンション(クリックして拡大) 出典:マツダ

 MX-5 Kuroは、リトラクタブルハードトップのMX-5 RFをセミマットブラックのコンセプトカラーで塗装している。足回りは、BFGoodrichのタイヤ「Rival G-Force」(サイズ 215/45R17)とRAYSの鍛造ホイールを組み合わせた。

 また、マツダMX-5カップ仕様の指定部品として使われた車高調整機構付きサスペンションも採用している。

スピードスターはさらに軽量化

 スピードスターは、2015年のSEMAショーで出展した仕様からさらに45kgの重量削減を図っており、車両重量は市販されているロードスターのソフトトップのベースグレードよりも約80kg軽い。

スピードスターソフトトップ ロードスターのスピードスター(左)とソフトトップ(右)。スピードスターはソフトトップのベースグレードから大幅に軽量化されている(クリックして拡大) 出典:マツダ

 これらのコンセプトモデルはマツダ デザイン アメリカが企画した。

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