ターンキー案件専用のシステムソリューション工場が稼働工場ニュース

DMG森精機は、奈良事業所に新設したシステムソリューション工場が稼働したと発表した。完成車や自動車部品を中心とした部品加工システムラインが構築可能なターンキー案件専用の工場となる。

» 2016年02月10日 07時00分 公開
[MONOist]

 DMG森精機は2016年1月22日、奈良事業所(奈良県大和郡山市)に新設したシステムソリューション工場が稼働したと発表した。総投資額は約20億円となる。

 新工場は、完成車や自動車部品を中心とした部品加工システムラインが構築可能な

ターンキー案件専用工場となる。長さ80mの生産システムラインを4本設置できる。

 他に、3次元測定機や真円度測定機、表面粗さ測定機などの測定機器を導入し、加工ワークの品質を迅速に確認できる。受注後にシステム組み立てから検証を行い、出荷時は専用のトラック搬出スペースから出荷するなど、全ての工程を工場内で完結。機密情報の漏えいを防止するという。

 新工場の敷地面積は、約9000m2。自動車関連生産ライン、航空機、エネルギーなどの産業向け工作機械の組み立てやシステム立ち上げなどに対応する。

photo システムソリューション工場 外観

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