マツダが新型「CX-9」を公開、「新世代商品群のハイエンドモデル」 : ロサンゼルスオートショー2015
マツダは、「ロサンゼルスオートショー2015」において、3列ミッドサイズクロスオーバーSUVである「CX-9」の新モデルを公開する。同社の新世代技術「SKYACTIV」とデザインテーマ「魂動−Soul of Motion」を全面的に採用した新世代商品群のハイエンドモデルになるという。
マツダは2015年11月4日、「ロサンゼルスオートショー2015」(一般公開日:2015年11月20〜29日)において、3列ミッドサイズクロスオーバーSUVである「CX-9」の新モデルを公開すると発表した。
新型「CX-9」のスケッチ(クリックで拡大) 出典:マツダ
2012年9月発表の「CX-9」の改良モデル。フロントフェイスは「魂動」デザインを採用している(クリックで拡大) 出典:マツダ
新型CX-9は、マツダの新世代技術「SKYACTIV」とデザインテーマ「魂動−Soul of Motion」を全面的に採用した新世代商品群のハイエンドモデルになる。魂動のDNAである生命感の表現を進化させ、「3列ミッドサイズクロスオーバーSUVにふさわしい、よりプレミアムな世界観を追求している」という。
SKYACTIVと魂動を採用した同社の新世代商品のSUVとしては、2012年2月発売の中型SUV「CX-5」、2015年2月発売の小型SUV「CX-3」がある。より大型のCX-9については、2007年の発売から8年経過した現在までフルモデルチェンジを行っていなかった。
同社が2015年9月の「フランクフルトモーターショー2015」で初公開したクロスオーバーSUVのコンセプトモデル「越KOERU」は、当初CX-9をイメージしたコンセプトカーという予想もあった。しかし、こられの予想とは違って外形寸法がCX-5と同等であることから、CX-9のコンセプトカーではなかった。
「東京モーターショー2015」で公開した「越KOERU」。外形寸法は「CX-5」と同等だ(クリックで拡大)
ロサンゼルスオートショーでは、前回の2014年に小型SUVの「CX-3」が初公開されている。マツダは同ショーにおいて、2年連続でSUVの新モデルを初公開することになる。
「NDロードスター」は「魂動デザイン」のセンター中のセンター
2012年2月発売の「CX-5」以降、「アテンザ」、「アクセラ」、「デミオ」と新世代商品の販売が好調なマツダ。その商品力を支えるデザインテーマ「魂動(こどう)−Soul of Motion」を生み出した、同社執行役員 デザイン本部長の前田育男氏に、魂動デザインを導入した意図や、今後のマツダデザインの方向性について聞いた。
「魂動デザイン」は足し算ではなく引き算
車両デザインを通して、「デザイン」の意味や価値を考えていく本連載。第1回はマツダの「魂動(こどう)デザイン」を取り上げる。「CX-5」と「アテンザ」の“大幅改良”から、魂動デザインが目指すものが見えてきた。
「魂動デザイン」は販売店にも価値を生み出しているのか
車両デザインを通して、「デザイン」の意味や価値を考えていく本連載。第2回は、第1回に引き続きマツダの「魂動(こどう)デザイン」を取り上げる。高い評価を得ている魂動デザインだが、販売店にとってどのような価値があるのだろうか。小型SUV「CX-3」のインプレッションと併せて紹介する。
「マツダ越 KOERU」は「魂動デザイン」が進化、生命感とともに品格も表現
マツダは、「フランクフルトモーターショー2015」において、クロスオーバーのコンセプトモデル「マツダ越 KOERU」を公開した。新世代技術「SKYACTIV」とデザインテーマ「魂動(こどう)−Soul of Motion」を全面採用した新世代商品の最新モデルで、特に魂動デザインについては、これまでも注力してきた生命感とともに品格も表現したという。
マツダのコンセプトカー「越(KOERU)」は「既存の概念や枠組みを越える」
マツダは2015年8月7日、「フランクフルトモーターショー2015」(一般公開日:9月17〜27日)において、スポーティーで洗練されたスタイリングおよび走りをもつクロスオーバーSUVのコンセプトモデル「マツダ越KOERU」を世界初公開すると発表した。
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