安川電機は、国内ロボット生産体制の再構築の一環として、中間事業所内に中・大型一般産業用ロボットの生産工場を新たに建設した。第1・第2工場と合わせ、部品加工から組み立てまでの一貫生産が可能になる。
安川電機は2015年9月17日、福岡県中間市の中間事業所内の新工場建設が完工し、稼働を開始したと発表した。国内ロボット生産体制の再構築の一環として進めていたもので、同社の中・大型一般産業用ロボットの生産工場となる。
今回建設された新工場は、中間事業所内にある第1・第2工場に続く、第3工場となる。敷地面積は4万438m2、建築面積は1万3346m2で、月間900台の生産能力を備えた。
第3工場が完成したことで、機械加工の第1・第2工場と合わせ、部品加工から組み立てまでの一貫生産が可能になる。また、これにより月間生産能力は、2015年度内に国内2400台、中国600台、グローバルで3000台になるとしている。
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