ダッソー・システムズは、「CATIA」のモデリング技術を学んだ日本国内の学生を対象に、3次元CADスキルの測定と向上を目的とする「学生向け認定プログラム」を開始した。
ダッソー・システムズは2015年9月29日、大学および専門学校にて「CATIA」のモデリング技術を学んだ日本国内の学生を対象に、3次元CADスキルの測定と向上を目的とする「学生向け認定プログラム」を開始したことを発表した。
同プログラムは、日本初のダッソー・システムズ認定テストセンターとなった日本大学理工学部 情報教育研究センターで行われる。認定試験には、実務で遭遇する典型的な状況を扱った実習が含まれており、3次元CADスキルの習熟度を明確化するとともに、雇用適用性の強化にもつながるという。
まず同年9月中に日本大学で採用され、約80人の学生が同プログラムに参加するという。その後、日本国内の一部の大学や専門学校でも展開される予定で、2015年末までには、国内の教育関連パートナー(CEP:Certified Education Partner)を通じた提供も計画している。
なお、同プログラムは2014年に中国とインドで、2015年に韓国でスタートしており、教育機関と企業の両方から高い評価を得ているという。
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