ソリッドワークス・ジャパンは、FAB Foundationに参加する国内の「FabLab(ファブラボ)」に対し、同社の3次元設計ソフトウェアソリューションの最新版「SOLIDWORKS 2015」の商用ライセンスを無償提供すると発表した。
ソリッドワークス・ジャパンは2014年11月11日、FAB Foundationに参加する国内の「FabLab(ファブラボ)」に対し、同社の3次元設計ソフトウェアソリューションの最新版「SOLIDWORKS 2015」の商用ライセンスを無償提供すると発表した(関連記事:ユーザー要望を反映し、232件の機能強化を行った「SOLIDWORKS 2015」)。
まず、ファブラボ渋谷とファブラボ鎌倉にプレミアム版ライセンスを1本ずつ提供し、その後、全国のファブラボにも順次提供していく予定だという。
今回の取り組みは、米ダッソー・システムズ・ソリッドワークスが同年7月に表明したFAB Foundationへのスポンサーシッププログラムの一環として行われたもので、同年11月11日に開催された「SOLIDWORKS WORLD Japan 2014」(東京会場)の中で明らかにされた。
SOLIDWORKS 2015が認定ファブラボに常備されることで、ファブラボの利用者は、3次元設計から試作までを、3次元ソフトウェアを使って簡単に行えるようになる。同社は今回の取り組みを通じて、日本のプロフェッショナルユーザーのモノづくりを支援するとともに、SOLIDWORKSブランドの一層の認知拡大を図りたい考えだ。
なお、FAB Foundationに参加するその他のファブラボも、FAB Foundationの所定フォームから申し込みを行うことで、同様にSOLIDWORKS 2015の無償提供を受けることができるという。
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