手首軸を大幅に強化した新型600kg可搬ハンドリングロボットを発売FAニュース

安川電機は、産業用ロボットMOTOMANに、新型600kg可搬ハンドリングロボット「MOTOMAN-MH600」を追加した。大型ワークの搬送に要求されるアームの到達距離や、手首軸の強度を従来製品に比べて各段に向上した。

» 2015年09月14日 07時00分 公開
[MONOist]

 安川電機は2015年8月27日、産業用ロボットMOTOMANに、新型600kg可搬ハンドリングロボット「MOTOMAN-MH600」を追加した。自動車用大型部品・建機部品・住宅材など、大型ワークの搬送に要求されるアームの到達距離や、手首軸の強度が従来製品に比べて大幅に向上している。

 MOTOMAN-MH600は、動作範囲が広く、3m級のロングリーチにより、回転・上下方向に自由度の高い搬送が可能。さらに、ハンドリング用途で重要な手首軸の許容モーメントを従来機種の140%以上、許容慣性モーメント(イナーシャ)を260%以上と、クラス最高水準に強化している。

 より多様なワークや治具、工程に適用できるようになったことで、より多彩な生産設備の構築に役立つことが期待されるという。

 価格はオープンで、2015年9月1日より販売を開始している。

photo ハンドリングロボット MOTOMAN-MH600

FAメルマガ 登録募集中!

famerumaga

FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。

ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.