商品購入前のイメージを3Dで可視化できる、ビジュアライゼーションを発売製造ITニュース

伊藤忠テクノソリューションズは、フィンランドのITサービス企業であるVividWorksと販売代理店契約を締結し、クラウド型の3Dビジュアライゼーション「VividPlatform」を発売した。

» 2015年09月09日 09時00分 公開
[MONOist]

 伊藤忠テクノソリューションズは2015年8月18日、フィンランドのITサービス企業であるVividWorksと販売代理店契約を締結し、クラウド型の3Dビジュアライゼーション「VividPlatform(ヴィヴィッドプラットフォーム)」を発売した。

 VividPlatformは、直感的なユーザーインタフェースを持つ、クラウド型の3Dビジュアライゼーションとなる。複雑なルールを持つ3D製品を組み立て、色やオプションを選んだり、インテリアなどの空間をデザインするなど、商品の特徴、利用シーンなどを可視化できる。また、部屋・建物などの写真から3Dの空間情報を計算し、商品を3Dモデルとして配置する、消費者ごとのシミュレーション環境も簡単に用意できる。

 さらに、企業の販売システムやERPシステムとの連携機能を備えているため、業務への組み込みも容易だ。専門的な3Dソフトに比べ、約半分の期間で既存のサイトやCRMの中で3Dイメージの環境が構築できるという。

 主に、自動車、建設・土木、住宅、インテリア、産業機械などに関連した製造業や小売業、観光業、教育業に向けてサービスを展開し、3年間で10億円の売り上げを目指すとしている。

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