ACサーボドライブに高トルクのダイレクトドライブモータを追加FAニュース

安川電機は、ACサーボドライブ「Σ-7」シリーズに、ダイレクトドライブモータ「SGM7Dモデル」を追加した。磁気バイアス方式を採用し、瞬時最大トルク4〜400N・mを可能にしている。

» 2015年08月12日 07時00分 公開
[MONOist]

 安川電機は2015年7月23日、ACサーボドライブ「Σ-7(シグマ・セブン)」シリーズに、ダイレクトドライブモータ「SGM7Dモデル」とそれを駆動するためのサーボパック「SGD7Sモデル」(FT82仕様/FT83仕様)を追加したと発表した。

 SGM7Dモデルは、磁気回路のステータコアの間に高磁力の希土類永久磁石を挟んだ磁気バイアス方式を採用。これにより、瞬時最大トルク4〜400N・mを可能にしている。また、24ビットシリアルエンコーダを搭載したことで、装置の高精度化に対応できる。

 さらに、リラクタンス形同期モータ方式やアウターロータ構造により、発熱を低く抑えた。軸振れ・面振れの高機械精度にも標準的に対応し、使いやすさも向上している。

 主な用途は、半導体・液晶・メディアタッチパネル・太陽電池の製造装置、ラベル印刷機、電子部品実装装置などで、価格はオープン。2015年7月21日に販売を開始し、2016年度には8400台の販売を目指すとしている。

photo ダイレクトドライブモータ(SGM7Dモデル)

FAメルマガ 登録募集中!

famerumaga

MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。

ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.