トヨタマーケティングジャパンが「シャア専用オーリスII コンセプト」を発表した。初代よりさらに“シャア感”が増したデザインに一新されている。
トヨタマーケティングジャパンは2015年7月17日、「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」(同年7月18日〜9月27日、六本木ヒルズ)の内覧会において、2013年10月に発売した「シャア専用オーリス」の2代目となる「シャア専用オーリスII コンセプト」を発表した。
同モデルは、機動戦士ガンダムのキャラクター「シャア・アズナブル」をイメージしたコンセプトカーで、2012年に「オーリス」のプロモーションの一環として始まった企画だ。今回は2015年4月に行ったオーリスのマイナーチェンジに合わせた発表となり、「量産型ザクモデル コンセプト」も新たに披露された。どちらも市販化については未定としている。
今回のシャア専用オーリスII コンセプトのベースは、2015年4月のマイナーチェンジで新たに追加された、排気量1.2(リットル)のターボエンジン搭載モデル「120T」だ。外装には新デザインのシャア専用エアロパーツやマフラーを装備。内装もシャア専用スポーツシートをあしらい、カーナビゲーションシステムも刷新するなど、さらに “シャア専用”のイメージを強化すべくカスタマイズされた。初代シャア専用オーリスとくらべると、かなり派手に生まれ変わった印象を受ける。
一方の量産型ザクモデル コンセプトは外装のみ変更されたモデルだという。
また発表会では、機動戦士ガンダムに登場するモビルスーツメーカーの「ジオニック社」とトヨタ自動車が、技術提携を行う目的で設立したという設定のバーチャルカンパニー「ジオニックトヨタ」が再始動することも発表された。
ジオニックトヨタのWebサイトは2015年7月17日からリニューアルされており、ユーザーはジオニックトヨタのWebサイトから「社員」として登録することができる。今後はシャア専用オーリスの市販モデルへの反映を目指した外装デザインの募集や、コンセプトカーの試乗会への参加募集を同Webサイト上で行うという。
シャア専用オーリスII コンセプトは、2015年7月18〜20日の3日間、「機動戦士ガンダム展」内で公開。その後、シャア専用オーリスII コンセプトと量産型ザクモデル コンセプト1台ずつを、同年7月19日〜8月中旬までトヨタ自動車のショールーム「メガウェブ」で、「キャラホビ2015」(8月22〜23日、幕張メッセ)で展示する予定だ。
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